水産研究会とは

兵庫運河の自然再生プロジェクトに取り組む「水産研究会」

兵庫漁業協同組合 水産研究会
兵庫漁業協同組合の若手漁師さんが中心となって、神戸沿岸の環境保全や養殖の実験、食の安全と地元料理を継承する活動などを行っています。
また、兵庫運河を豊かな里海に再生するため、地元住民の方々・NPO団体・行政の方々と協働し、運河の水質や底質をさらに改善、生物の多様性を高める活動を行っています。
「兵庫運河の自然を再生するプロジェクト」
平成25年からプロジェクトを立ち上げて、現在では兵庫区役所や近隣小学校などにも協力をいただきながら、兵庫運河を自然の里海に育てる活動に取り組んでいます。 神戸の海を豊かにするため、そして兵庫運河を再生し自然に戻していく事は子供たちに自然を残していくことに繋がっていくと日々模索しています。

環境保全と認知度が低い地元の海産物を市場に安全に届ける役割

兵庫運河の環境改善
兵庫運河の環境を改善し、そこで近い将来、子供たちがカニとたわむれ、潮干狩りを楽しめるように「アサリの育成実験(完全養殖)」にも取り組んでいます。 また貝の養殖の可能性を探るため、2019年からトリガイの養殖実験も始めています。
『兵庫運河を里海にする活動』
兵庫運河は淡水と海水が混ざる汽水環境のため、様々な魚介生物が確認されています。 2015年に「水産研究会・兵庫運河を美しくする会・神戸水辺ネットワーク・兵庫運河真珠貝プロジェクト」で兵庫運河の生物図鑑を発刊しました。
地元の方々をはじめ、消費者の皆さんに「安心・安全・新鮮」な魚介類を提供し、信頼される漁業組合であり続けるため、水産研究会が中心となって活動しています。

環境保全活動

『環境改善運動と保全運動を進め、豊かな自然に戻す』

水産研究会の大きな目的意義の一つに環境保全活動があります。 次世代に兵庫の素敵な海を継承していくため、自然環境を改善し様々な生態系が戻るような里海にすること。 兵庫漁協だけでなく地域のNPO団体様や行政、学校なども含め、地域活性化の運動に繋がればと活動を続けています。
また、子どもたちに将来を託していくために、地元の小学校と協力し環境の大切さをしてもらう課外授業などを行っています。 実体験も含めて自然環境を味わってもらうことで、その体験が保護者に伝えられ、さらには近隣の住民に伝わっていくように願っています。 近い将来には兵庫運河での「潮干狩り体験」ができるような自然の宝庫に育てることを目標にしています。
粗朶沈床
カキ殻散布
アサリ養殖
小学校授業
クルマエビ
アサリ
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